Windows Live Community Builderは、Windows Liveの機能を企業などが自社ドメイン/ブランドで利用できるようにしようという試みです。
これを導入すれば、ほとんど手間をかけずに自社ドメインでのフリーメール、画像共有サービスなどが実現できます。
イメージとしてはIBMのSpacesなどが近いかもしれませんが、Windows Liveという一応は名の知れたサービスを流用できるイメージのし易さがウリでしょうか。
何はともあれ、この it-freak.com ドメインで試してみることにします。
まずはアドミンセンター(旧Windows Live Custom Domain)で新規ドメイン登録を行います。
いちいち再ログインするのは嫌なので、既存のLive IDに統合。
登録そのものは「あっと言う間」に終わりますが、ドメイン認証が未だなので、この時点では何も出来ません。
DNSのMXレコードを登録します。
今回は、さくらインターネットを使っているので、管理画面から書き換え処理。
「会員メニュー」→「契約情報」→「ドメインメニュー」を選択して、指定したいドメインを選びます。

既存のMXレコードが登録されていますが、とりあえずこれは削除してしまい、新たにWindows Live用のものを登録することにします。
「値」の欄には、アドミンセンターの「ドメインの管理」にあるMXサーバーをコピーして来て使います。

最初に優先度、ドメインの最後にはピリオドを入れるようにします。
今回の例では、次のようにします。
10 486260838.pamx1.hotmail.com.
最後に、画面左の「データ送信」を行うことを忘れないで下さい。
MXレコードの登録が済んだら、Windows Liveのアドミンセンターに戻って「ドメインの管理」にある「更新」を押します。
DNSが更新されていれば、Community Builderの機能が利用できるようになるはずです。
もし画面が変わらなかったとしても、慌てないで下さい。DNSの更新にはしばらく時間がかかる場合もあります。
DNSの更新作業から2,3日経ってから、再度試してみましょう。(大抵は長くても数時間で認証できると思いますが)
企業内コミュニティやクローズドなメンバーで使うのであれば、管理者がアドミンセンターからアカウントを発行すれば良いと思います。
オープンなサービスとして利用するのであれば、オープンメンバーシップを有効にします。
アドミンセンターの「オープンメンバーシップ」から「有効にする」処理を行いましょう。
オープンサービスにするのならば、自分のサイトにその誘導口を作る必要があるでしょう。
アドミンセンターの「アカウント作成モジュール」から、自ドメインにカスタマイズされたモジュールのコードを取得することができます。
このit-freak.com用のアカウント作成モジュールを、このページの最下部に用意しておきました。
さて、早速「@it-freak.com」でのLive Mailを取得してみます。
まずはログアウトして、おもむろに作成ボタンをクリック…全く普通のLive ID作成画面のようですが、確かにドメイン欄はit-freak.comになっています。
しかし、逆にそれ以外は何をどう見てもWindows Live。
今回は詳しく書きませんが、アドミンセンターの「ブランド提携」を用いても、出来るのは笑ってしまうほど申し訳程度のロゴ表示。

「間違い探しですか?」というレベルですね。
やはりWindows LiveのAPIと組み合わせていかないと、なかなか威力は発揮できないようです。
意外と良い検索結果を返すと再評価されているLive Searchや、思ったより凄いと評判のVirtual Earth、予想以上のパワーを持っていたSilverlightのストリーミングなどの密かに注目すべき最近のMSサービス群を駆使すれば、かなり強力なサービスが構築できそうです。
(Windows Live Dev参照)